工房チリントゥについて

紅型とは

工房チリントゥをご紹介する前に、まず紅型のことから簡単に…

紅型(びんがた)とは沖縄の伝統的な染め物であり、また日本を代表する型染めのひとつです。
発祥は沖縄と呼ばれる前の琉球の時代。ちょうど江戸中期にあたる頃に確立されたと推測されます。
かつて琉球王国は中国(清時代)、南方諸国、また江戸幕府とも盛んに国交をしており様々な品物がもたらされました。
古紅型の模様には、和の模様も多数見られます。聞くところによれば、京都の友禅や能の衣装の模様が 当時の琉球王朝へ伝来したのではないかということです。[1]
それらの柄を取り入れて、デザインを請け負う貝摺奉行所が図案をおこし、王朝おかかえの職人達が型彫りや染色を行い、王族達の衣装を染めていました。
また、中国王朝の衣装の模様を模写したものが、現在も踊り衣装の模様に見られたりと、様々な国と国交があった琉球だからこそ生まれた極めて貴重な染物であると思います。[2]
模様に関しては伝来をたどると大変興味深いものがあります。
技法に関しても同様に、多国の影響を受けていると思われます。

[1] 代表的な和の影響を感じさせる紅型模様:桜・松竹梅・菖蒲・菊・鶴等
[2] 代表的な中国の影響を感じさせる模様:龍・鳳凰・牡丹・桃・蝙蝠等

工房チリントゥについて

2005年4月に工房チリントゥとして始めます。

代表は戸谷真子。

現在は大阪を拠点に活動している紅型工房です。 分業が多い染色業ですが、模様のデザインから染め上げるまでの制作工程全てを一貫しておこなっています。

現在は主にご注文を受けてからの制作、または企画による限定販売をおこなっております。

チリントゥという屋号を持ちつつ、個展を中心に『作家・戸谷真子』としても活動をしております。 お客様が依頼してよかったと思って頂けるような着物や帯を制作できるよう常に努めていきたいと思っております。

また2008年4月よりチリントゥ紅型教室を始めて、沖縄の伝統的な紅型技法を関西を中心とした方々へ広めています。

チリントゥのロゴ

チリントゥマークについて

チリントゥとは、花の名前です。

正式名称:ヒギリ 科名:クマツヅラ科

沖縄で琉球王朝時代から庭木として植栽されていました。
戸谷が修業した「知念びんがた工房」近くの首里金城町周辺に自生しており、当時先生と散歩に出かけ際に見つけ、とても印象的だったことから、工房名にいたしました。

チリントゥの花

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