紅型染め制作の裏側・・・下絵作り

個展作品の制作スタート

こんにちは、染色作家としても活動している紅型工房チリントゥの戸谷です。

2022年3月に個展をしたいと9月のはじめに会場を予約しました。場所は大阪梅田、素敵なビルの一階です。

帯や着物を主に作家活動を行ってきましたが、誰もが見て楽しめるように少し幅を広げてみようと今回新しいことにチャレンジします。

個展のテーマは「旅する蝶」。アサギマダラを主役にした大型作品を制作し展示します。

蝶はこれまで数々デザインしてきましたが、あくまで脇役での登場でした。そこで今回はこの蝶を主役に旅をしてもらうことにしました。

今私のいる関西から、海を越えて紅型発祥の地である沖縄まで!それを作品にして、皆さんにも一緒に旅をするような気分で作品を見て頂ける内容にしたいと考えています。

メイン作品は、これから型紙を彫ります。
その前の下絵作りからこのブログで記録することにしました。良かったら、見てください。
そして実際の染め上がりがどうなるか見届けて頂けたらうれしいです。

下絵作り

イメージが固まってきた頃、雰囲気つかむために色入れ

ここまでにすでに何枚もボツになっている下絵達が、、、やっとイメージが固まってきました。

ぼんやりしていたところの描き込み

川辺のツワブキを描きたくて。

下絵をトレーシングペーパーに写しながら、さらにブラッシュアップ!

型紙に写し終えたところ。3枚に分けて、型置きで繋ぐ手法にしましたよ!

ここから型彫りです。楽しいデザインになったので、彫るのも楽しみです。あとは時間との戦い(笑) 頑張ります!
続きはまた更新します!


染色作家戸谷真子のホームページ